サプライチェーンとCSR

 

アジアの経済成長に伴い、サプライチェーンにおける課題も変化しつつあります。

例えば、中国沿岸部では人件費が高騰したということで、生産拠点を内陸部や他のアジア諸国へ移行する企業も増えており、また、高学歴化と共に若年層の雇用に関する意識も変化し、生産現場における人材不足が発生することも珍しくありません。

さらに、アジアの途上国での度重なる工場火災や事故、児童労働や労働者の人権侵害のケースが明らかにされることもあり、NGO、メディア、投資家、消費者などグローバルでの監視の目が厳しくなっています。

このようなサプライチェーンでの不祥事により、取引先であるブランドやメーカーが攻撃対象となることが多く、信頼の失墜や消費者離れにつながります。

リスクをいち早く察知し迅速な対応を取ること、複雑化するサプライチェーンのCSR課題にどのように取り組んでいくかが、グローバル競争において成功のカギとなります。

CSRアジアでは、アジア地域におけるネットワークを最大限に生かし、アジアの途上国や新興国におけるサプライチェーンのCSR上の課題解決のために、お客様のご要望に応じてご支援いたします。

CSRアジアのサービス内容

 

サプライヤー経営者向け研修サービス

中国やアジアのサプライヤーの工場経営者向けに、生産効率向上や社会的責任の実践、人材管理など必要に応じた

研修を行い、安全で持続可能な工場経営に役立てて頂きます。

生産拠点の従業員向け研修サービス

アジアの生産拠点(グループ会社やサプライヤー)の従業員に、自己成長、技能向上、行動規範や法律などの知識向上など学びの機会を提供し、よりよい職場環境づくりを目指します。仕事に関わる一人ひとりのCSR意識向上が、結局は生産性を向上させることへの近道になります。

従業員への意識調査

アジアの各子会社や生産拠点の労働者向けの意識調査(アンケートやインタビュー調査)を実施し、生産拠点の労働環境や従業員の意識について把握します。

日ごろ従業員がなかなか口に出せないことであっても、匿名のアンケートを第三者がまとめるという手法をとることにより、深刻な問題へ発展する前に、リスクを特定できます。

 

電話ホットラインサービス

中国国内の生産拠点の労働者向けに、電話ホットライン(相談窓口)の導入支援をいたします。

第三者機関が、労働者の声を吸い上げることにより、生産現場で発生する問題をいち早く把握し、ストライキや労働争議などのリスクを未然に防ぎます。

 

*このプロジェクトは、中国のNGOであるINNOと協働で実施します。

アジアのサプライチェーンを取り巻く複雑な課題を解決するには、さまざまな立場のステークホルダーの意見や考えを理解することが重要です。

ステークホルダーは何を求め、何を期待しているのか、地域や業種によって変わり続けるCSRのニーズを素早く察知するためにも、さまざまなステークホルダーとダイアローグの機会を設けることが国際的に推奨されています。

ステークホルダーの特定やダイアローグ開催の調整、ファシリテーターなどご要望に応じてご支援いたします。その他、ステークホルダーの対応や、サプライチェーンでお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡ください。

*CSRアジアの拠点がある国や地域では、現地の言語を用いての対応が可能です。

 

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