戦略的社会貢献とコミュニティ投資 ~効果を把握する~

コミュニティ投資とは

「コミュニティ投資」という言葉はあまり聞きなれない言葉かもしれません。「コミュニティ投資」とはどんなことを指すのでしょうか。

 

近年、企業は日本国内外において、CSR活動の一環として、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。社員やその家族が自然保護のための清掃活動や植林に参加すること、地域の学校や孤児院、老人ホームを訪問し、イベントやゲームを通じた地域の人との交流活動をする、さらに、慈善団体の活動に賛同し、企業やその社員が寄付やボランティアを行うこと、などが代表的な例として挙げられます。

 

それらの活動は、地域社会からの要請も多く、社会的意義が高いことが多いです。いずれの場合にも寄付金や社員のボランティア時間など、資金や社員の時間など企業の経営資源を地域社会に投入している、つまり「投資」していると考えられます。しかし、多くの場合、その「投資」によって地域社会や投資した企業にどのような成果がもたらされたかまでは把握されていません(図1参照)。貴重な経営資源を投資し、その投資の結果、社会にどのような効果や変化がもたらされたのかをステークホルダーに報告する必要性があります。企業が社会に与えた影響まで報告しなければ、企業の透明性や説明責任に欠けるのではという見方が広まっています。

 

CSRアジアが推奨するのは、企業が、資金や時間などの経営資源を地域社会に投入することにより、結果的にどのような効果があらわれ、受益した地域社会と、資源を投入した企業の双方にとってどのような成果がもたらされたかまでを測定することに注目する「コミュニティ投資」という考え方です。

 


「コミュニティ投資」とは、企業が地域社会に「投資」することにより、地域社会も恩恵を受け、企業としてもメリットを享受するWin-Winの関係を構築する手法だといえます。世界では、慈善活動を漫然と行うことよりも、地域社会にも、企業にも成果をもたらすようなことによって、社会課題を企業が解決しようという動きが盛んになっています。

 

なぜ、効果を測定するか?
自社が何のために、また何を目的として活動しているかを把握する
活動が計画通り進み、落とし穴がないかどうか確認し、次につなげる
自社がもつリソースを十分に生かし、持続可能な活動とする
活動を実施する決意と責任を明確にする
ステークホルダーへする報告

 

どのように測定するか?

LBG(ロンドン・ベンチマーキング・グループ)のメソッドを用いながら、CSRアジアが独自に開発した「コミュニティ投資スコアカード」によって、コミュニティに投資した活動に対する「リターン」を測定する手法があります。

CSRアジアは、アジアにおけるLBGの公認パートナーです。

CSRアジアは第三者としての効果測定のご支援の経験も豊富です。お気軽にお問合せください。

 

戦略的社会貢献活動を実践するために

多くの日本企業にとって、社会貢献活動はターニングポイントを迎えています。「2004年がCSR元年」とされてからおよそ10年が経ち、社内外のステークホルダーとの関係性から、活動に至った経緯や、活動の範囲や関わりのレベルもさまざまにわたる社会貢献活動が存在している企業が多いと思われます。

 

CI children PC

「さまざまある社会貢献活動を整理しつつ、今後どうしていくべきか悩ましい」
「社会貢献活動はある程度できていると思うが、次のステップである戦略的な活動にするためにどうしたらいいかわからない」
「数多くの活動のさまざまな活動を整理し、取捨選択したり、優先度をつけたりして効果的に取り組みたい」
「社会貢献活動に対する社員の巻き込みや、経営層の巻き込みをもっと増やしたい」
「少ない予算でありながらも、効果的な活動に取り組みたい」
CI children「『本業を生かした社会貢献』をしたいと思っているが、どうしたらいいかわからない」
「海外で社会貢献活動を立ち上げたいが、どうしたらいいかわからない」

 

などと感じている担当者の方もおられるでしょう。CSRアジアでは社会貢献活動を戦略的に実施し、さらに次なる高みへ進化させていくために、実際に企業で社会貢献活動をたちあげてきた経験豊富なスタッフがご支援いたします。

 

 

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